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第二章 入院前検査

2013年9月10日(火)午前中に羽島市民病院耳鼻咽喉科を受診。
  昨日岐阜大学病院で診て頂いたM医師が診察。
  岐阜大学病院では20日までスケジュールが一杯で予約が出来なかった造影M
      RIと造影CT検査の予約を羽島市民病院で予約をして頂く。
  診察終了後予約票を持って放射線検査窓口へ行き、検査日の確認と検査当日
  の注意事項などが書かれた用紙を頂き、その後血液採取所へ行き、採血を終
    えて帰宅する。
 
 
①PET検査
2013年9月10日(火)午後、岐阜大学病院放射線部で検査。
  15時からPET検査(Positron Emission Tomographyの略)を受ける予定
  で、14時30分までに受付を済ませ待合室で待機していると、担当の技師が
  来られて簡単な説明を受けました。
  その後妻と別れ検査室に案内されました。
  中に入ると検査待機室が4室(部屋番号はNO.5まであるが、NO.4の部屋
  は無かった)
  あり、3室は既に使用されていたので、私はNO.5の部屋に入りました。
  2畳よりやや広い縦長の部屋にリクライニング式の椅子があり、検査着に着
  替えて待機しているとインターフォンで「検査薬を注入しますと」案内があ
  り、指定の場所へ向います。
  検査薬注入の前に血糖値の検査を行いました。 数値は98と出ており、聞い
  てみると「標準よりやや低い数値ですが全く問題ない数値です」と説明され
  た。
  次に検査薬が注入され待機室に戻り、椅子にかけて呼び出しがあるまで一時
  間ほど待ちますが、この間に”癌が転移していないか”どの位の大きさかな”と
  か”初期なのか””末期なのか”等色々頭の中で交錯し、なかなか気分が落ち付
  きませんでした。
  (当初待機室に案内されたときに、検査に影響が出る場合があるので、気分
  を安静にしていて下さいと云われた事が気になった)
  前の方の検査が少し遅れた関係で1時間を少し過ぎた頃にインターフォンで
  検査室に入るよう指示があり、検査技師の指示で細長い検査台に仰向けに
  なって待ちます。
  「それでは始めます」とスピーカーから聞こえ、検査台が大きな円筒形の中
  に入っていく。
  特に大きな音がする訳ではないが、かえって静かなのが何となく不気味な感
  じがします。
  撮影は20分程で終了し、待機室に戻ってから持ってきた500ccの水を飲み干
  します。
  その後30分程待機していますと「撮影に問題なかったので終了します」と連
  絡があり、着替えて検査室を出てからロビーへ行き、持ってきたお茶とおに
  ぎりを口にしました。
  朝食後、絶食・絶飲でしたので美味しかった。
 
②造影MRI検査
2013年9月11日(水)午後、羽島市民病院放射線室で検査。
  前日に続き今日は造影剤を使ったMRI検査。
  検査は15時30分からでしたが、前日同様朝食後絶食・絶飲なのでこの暑い時
  期水も飲めないのが堪えます。
  予定時間よりやや遅れて検査室に入り検査着に着替えて造影剤注入用の針を
  挿されます。
  検査の前に説明があり
  ・検査時間は最初約40分程。 その後造影剤を注入して10分程でほぼ1
   時間程で終わる。
  ・大きな音がする。
  ・撮影中は絶対に動かない。
  ・頭部から頭頚部を撮影しますので、呼吸はしても生唾を飲み込まないよう
   に。

  検査室に入ると前日受けたPET検査と良く似た機械があり、検査台に仰向
  けになると頭部が動かないように、柔らかいパッドのようなもので固定され
  る。
  「それでは始めます」とスピーカーから合図があり検査台が円筒形の中に入
  り、モーターの回転が序々上がるような音がして、その後は”ジェット機の
  爆音””新幹線が通過する時の音””道路工事で使う削岩機のような音””船底を
  大きなハンマーで叩くような音”等凄まじい音が聞こえてきます。
  一回目の検査が終わり続いて造影剤が注入され二回目の撮影がスタート。
  すると、感覚では5分程経過した頃急にむせ出し、我慢し切れずに咳き込む
  と機械が止  り技師が「大丈夫ですか」と声をかけに来てくれました。
  こんな事で撮影時間が遅れ、一時間以上掛かりました。
  今日は前日とは違い検査後も空腹感は無く、造影剤を排出する為500ccの水
  を飲み干します。
  20分程休んでいますと看護師が造影剤注入用の針を抜きに来ました。
  その後帰宅。
 
③造影剤CT検査
2013年9月13日(金)午後、羽島市民病院放射線室で検査
  一昨日に続き今日も造影剤を使ったCT検査。
  検査は15時から。 前日は朝食後絶食・絶飲でしたが今日はお茶や水であれ
  ば飲んでも良かったので、日中の最高気温30度を超えましたが、水を飲む
  事が出来ましたので助かりました。
  予約時間が15時でしたが、早めに着いたので受付窓口に問診票と予約票を
  出し検査室前で待機していると、予定時刻より早く呼ばれ、検査室に入りま
  す。
  検査室では簡単な説明があり、頭部のみの撮影になりますので検査着に着替
  える必要は無いとの事。
  検査台に仰向けになると看護師が来られて造影剤注入用の針を腕に挿しま
  す。
  暫くすると「それでは始めます」とスピーカーから連絡があり、検査台がP
  ET検査やMRI検査をした時と似たような円筒形の中に入っていきます。
  MRI検査の時とは違い撮影中はほぼ無音の状態。
  10分程で一回目の撮影が終わり、続いて造影剤が注入されます。
  技師の説明通り体内に造影剤が入ると体全体が”ホカホカ”としてきます。
  この状態で5分程で撮影が終了し、検査室を出てから10分程してから看護師
  さんが来られて針を抜きました。
  検査後の注意事項を聞いた後、耳鼻咽喉科に行きMRI検査と先程のCT検
  査の結果が収録されたDVDを受け取りました。
  このDVDは9月17日に入院を予定しています岐阜大学病院へ持って行きます。


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