PET検査
 退院してまもなく6ヶ月になります。
 
M医師のお話では、EBウィルスが原因で発症した「上咽頭がん」は進行が早く、転移し易いがんでもある事から、通常は退院して1年後に行うPET検査(Positron Emission Tomographyの略)を、半年後の今月に行う事になり、昨日(7月3日)岐阜大学付属病院へ行ってきました。
 
検査の5時間前には食事を終えるように指示がありましたので、午前6時30分頃には朝食を済ませ、大学病院の放射線部に検査の30分前に到着し、受付を済ませ待機していました。
 
検査は11時55分からの予定でしたので、10分程前に技師さんが来られ待機室に案内されます。
 
昨年9月10日に最初のPET検査を受け、2度目の検査でしたが待機室で一通りの説明を受け、検査着に着替えてしばらく待っていますと、インターフォンで呼び出しがあり検査用の薬剤を注入するための部屋へ行き、そこで血液検査(血糖値を測定する)の後、血糖値に問題が無かったので、薬剤の注入が始まります。
 
薬剤は腕の静脈から注入し、約5分程で終了です。
 
注入後待機室に戻り、この部屋で検査まで約1時間程待機しますが、この1時間は本を読んだりする事が出来ず、ただ何もしないでじっとしているだけなので、辛い時間帯でもあります。
 
検査は12時55分からでしたが、やや遅れて13時頃にインターフォンで呼び出しがあり、検査室に入ります。
 
検査室に入り技師さんの案内で検査台に横になり、ベルトで身体が動かないよう固定されます。
 
「これから始めます」とスピーカーから聞こえ、徐々に検査台が上昇し、その後検査装置の中に入って行きます。
 
撮影は頭部から下腹部まで行いますので、検査台が頭部から下腹部に向かって徐々にスライドして行きますが、MRIやCT検査と違い殆ど音がしませんので、検査中は眠気を感じます。
 
検査は約20分程で終了し、撮影が問題なく出来たかチェックのため再度待機室に戻り待機します。
 
約30分程待っていますと、インターフォンから”撮影に問題が無かったのでお帰り下さい”と連絡があり、私服に着替えて待機室を出ました。
 
検査の結果は7月4日(月)に説明を受ける予定です。
 
 PET検査装置です。右のMRI検査装置と良く似ています。   MRI検査装置です。
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通路の左側が待機室です。
 
4部屋ありますが、No.4の番号は無くNo.5となっています。 
 
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待機室です。
 
約3畳程の部屋ですが、TV等は無くリクライニング式の椅子に掛けて、ただひたすらに1時間待ちます。 
 
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血液検査兼薬剤注入室です。
 
テーブルの右側にある白い縦型のBOXの中に放射性の薬剤が入っています。 
 
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検査室です。


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