気まぐれkimokuの癌(上咽頭癌)闘病記

癌(上咽頭)との闘病後日常生活を取り戻し                                        趣味や近郊探訪、小旅行、スポーツ観戦、グルメ等、日々の出来事を気の向くまま記事を書いています。

2014年01月

第七章 退院後の経過

    この章では退院後の経過を随時投稿していきます。
 
2014年1月
 
・1月21日
         退院してから1週間。なんとなく身体がだるい。
    相変わらず口渇と味覚障害に手指のふるえがあります。
    羽島市民病院で血液検査を実施。
    岐阜大学病院から預かりました紹介状を持って耳鼻咽喉科を受診。
    診察は岐阜大学病院から来て頂いていますM医師です。
    退院後の体調を聞かれた後、内視鏡で患部の様子を見て頂く。
    血液検査の結果は、白血球が岐阜大学病院に居た時より更に落ちており
 
        ・白血球数 2,000(上限9,200 下限3,400)
    ・好中球数 58% (上限72.0% 下限40.0%)←白血球数に含まれる割合
    ・腎機能  0.98  (上限1.10  下限0.60 )
 
    先生から要注意の数値なので、インフルエンザ等感染症に十分注意する
    よう指示がありました。
    次回28日に血液検査を行う事になりました。
    血液検査は毎週火曜日に岐阜大学病院からM先生が来て頂ける関係で、
    羽島病院で受診出来るようにして頂きましたので私にとりましては大助
    かりです。
    岐阜大学病院までは片道約40分掛かり、外来受付から血液検査までの待
    ち時間が多く更に診察となると約半日掛かりとなりますが、羽島市民病
    院は片道10分足らずの上、血液検査も20分程の待ち時間で済ますことが
    出来ます。
 
・1月28日
    退院後2回目の血液検査がありました。
    結果は
 
    ・白血球数 3,400(上限9,200 下限3,400)
    ・好中球数 64.4%(上限72.0% 下限40.0%)←白血球数に含まれる割
                         合
    ・腎機能  1.01  (上限1.10  下限0.60 )
 
    前回より改善されており、白血球数は下限値ぎりぎりまでに回復してき
    ました。
    先生からも「底は脱したようです」とコメントがありましたが、まだ油
    断は出来ないので、感染症には十分注意するようにと言われました。
    抗がん剤が体内にまだ残っているのか、腎機能が十分回復していないよ
    うで、頭髪の脱毛が少しずつ始まりました。
    倦怠感は先週よりは軽くなりましたが、相変わらず味覚障害があり、食
    事をしても皆同じ味に感じますが、何故かみかんの酸っぱい味、コショ
    ウや辛子等の刺激物に過敏に反応します。
    口渇は殆ど改善されないまま続いています。 先生の説明では個人差も
    ありますが元に戻ることはあまり無いとの事でした。 少し長く話した
    り、電話をしたりするときは水やお茶等の水分を欠かすことが出来な
    なりました。
 
     2月10日は岐阜大学病院でMRIの検査があります。 癌細胞が消滅してい
     る事を願うばかりです。
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第六章 退 院
 
①退院に至るまで
  長く辛い入院生活でしたが、9月17日に入院してから121日目の2014年1月15
    日に退院しました。
  入院当初は治療期間が7週間と説明を受けていましたので、早ければ11月中
  旬頃には退院きるものと思っていましたが、化学療法と放射線療法の間に
  空きがある事、当初予定の無かった3回目の化学療法(がん細胞に対してダ
  メ押しする為)が追加された事で、最終的に治療が終了ましたのが年の瀬
  も押し迫った12月30日になりました。
  治療計画が終了しましたので直ぐに退院出来るものと思っていましたが、抗
  がん剤による副用が残っており、更に1ヶ月程は白血球数が減少傾向にあ
  る事やインフルエンザが流行の兆しがある事から、主治医の退院許可が出な
  かったのですが、最終的には自宅に帰っても当分外出は控え、定期的に血液
  検査を受ける事等を条件に退院許可を頂きました。
 
②服用しました薬
  抗がん剤や放射線による副作用を緩和する為の痛み止めや下痢、便秘、腸の
  蠕動運動を助する薬など、多くの薬を服用しました。
  定期的に検査を行う血液検査の結果表を頂き、自分なりに白血球数、赤血球
  数や好中球数等の変化を記録していました。
 
 入院中に服用しました薬の薬袋 薬の薬効と副作用の説明書  血液検査の結果表
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③食事について
  入院当初から10月中旬頃までは普通食でしたが、放射線治療の副作用が強
  なってきた10月中旬以降は主食が粥食に替わり、副食はエンジョイゼリーと
  飲用食品になり、更に11月上旬には全く喉を通らなくなり、エンシュア(栄
  養補助飲料)のみの状態が1週間程続きました。
  2回目の放射線治療が始まった11月下旬には喉の痛みは和らぎ、徐々に粥食
  から普通食へと戻る事出来ました。

 入院当初の普通食       お粥と補助食品      エンシュア(栄養補助飲料)
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④入院中のできごと
※約4ヶ月間の入院生活でその間に色々なできごとがありました。
 
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院内の1階ロビーイベントホールでは定期的に「さわやかコンサート」が開催されました。

入院患者を慰問する形で個人や
グループによるコンサートが開催された他、岐阜大学の学園祭には同好会の箏曲合奏や歌唱グループの合唱等が行なわれ、私や入院されている患者さんの心を癒して頂いたと感謝しています。
 
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10月の初め頃、どなたが展示されたのか分かりませんが、スタッフステーションのカウンターに旬の栗が展示されていました。
 
季節を感じると共に何となく心が癒されます。
 
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10月31日の「ハローウィン」に向けて、下旬頃からは上記の栗に変わり、かぼちゃの置物が展示されていました。
 
11月6日には1階にコンビニのローソンと喫茶店のタリーズがオープンしました。

病院内にコンビニが設置されるのは珍しいのではないかと思います。

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11月下旬には病室から見える山が紅葉し、すっかり秋景色になりました。
 
入院時には半袖で入室したのですが、いつの間にか秋深くなり、つくづく長い入院生活を感じさせられます。
 
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12月に入りますと中庭にXmasに向けたイルミネーションが飾られるようになりました。
 
規模は大した事はありませんが、このようなチョットした事で、私たち入院患者の気持ちが何となく和らぎます。

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第五章 放射線治療

放射線治療は平成21年12月に国内の大学病院としては初めて導入された、最新鋭高精度治療装置通称ノバリスTx)で治療を受ける事になります。
この装置は腫瘍に対してピンポイントで照射出来、画像誘導と併せる事で1mm以内の誤差で照射出来るそうです
又、1回の照射線量を少なくする事により短時間の照射で済み、患者への負担が軽減されるそうです。
 
ドイツ製ノバリス(Novalis)         導入された当時の新聞記事
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①マスクの作成
  放射線治療に先がけ、位置決めと患部を固定する為のマスクを作成します。
  作成は診療台に仰向けになり、お湯で温められた樹脂製の網状の物を患者の
    顔面に押し当てて冷めるまで待つと出来上がりです。 
  診察台に仰向けになってから20分程で出来上がります。
 
最初はこのように平らです。  正面から見たところ     横から見たところ
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位置マーキングをします      出来上がったマスク
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②照射スケジュール
  1回目 10月7日から11月5日
      「照射部位」・頚部から鎖骨に掛けて1回2Gr 20回照射 計40Gr
            ・上咽頭から中咽頭に掛けて1回2Gr 20回照射 計
             40Gr
  2回目 11月20日から12月10日
      「照射部位」・上咽頭に向けて1回2Gr 15回照射 計30Gr(ピンス
             ポット照射)
      ()Grとは放射線量の単位(グレー)で、同一患部で最大70G
         rが限界だそうで、これ以上照射すると周囲の正常細胞まで
         死滅させ、再生が不可能だそうです。
 
 操作室でモニターを見ながら照射  X線画像等を駆使し正確に照射位置を決めます
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  ・初日は位置合わせ等で30分程時間が掛かりましたが、2回目からは照射時
   間が1~2分程で済み、診療台に乗っている時間は10分程で済みます。
  ・放射線照射中は痛み等は全く無く、何となくレーザービーム(ヴィーと
   いった)のような音が聞こえます。
  ・放射線照射は別室の操作室で放射線技師が診療室のモニターを見ながら、
   X線画像と併せてmm単位で位置合わせをして行います。
 
③副作用
  ・上咽頭付近は脳に近く色々な神経が通っており、照射ミスで脳障害が起き
   たり、視覚神経がダメージを受けて失明するような事があるそうです。
  
  ・事前に放射線の先生から説明がありましたので、病室に帰りましてから照
   射部位の冷却と口内はアルロイドブロックを氷状にした物を口の中に含
   み、冷却と口内炎予防に努めるようにしました。
頚部をアイスノンで冷却します
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  ・1回目の1日目から5日目までは何の副作用も現れませんでしたので、こん
   なものかと軽くみていましたが6日目頃から宿酔するようになり、何とな
   く身体が揺れるようで思うように歩く事が出来なくなります。

  ・10日目には抗がん剤の副作用も合わさって白血球数が2000を切り、夕方
   発熱。
   早速ナースコールで看護師さんに連絡すると、担当の先生が来られ、肺炎
   になると癌治療を中断する事になる為、直ぐに抗生物質の点滴と白血球を
   増やす注射を3日間続けました。
   この注射が骨髄を刺激する為腰の周辺が痛だるく、ベッドの位置を変えた
   り、寝返りをしても痛みが治まらずに3日程睡眠不足が続きました。

  ・15日目を過ぎた頃から喉の痛みが強くなり、痛み止めを飲みながら食事を
   しますが、とても喉を通らず普通食から粥食、更にゼリー状の食事へと変
   わりました。

  ・20日目(1回目最終日)頃には喉の痛みは最高潮に達し、とうとうゼリー
   状の食事も喉を通す事が出来ずエンシェアー(どろっとしたジュースのよ
   うな飲み物)になりました。
   ※これも飲めなくなると最終段階として「胃ろう」になるそうです。

  ・第1回目の放射線治療が終わり、続いて抗がん剤の点滴となった為少し間
   が空きましたので喉の痛みは少しずつ解消されていきましたが、味覚障害
   が現れて何を食べても、お茶や水を飲んでも塩味がするようになり、併せ
   て唾液腺がダメージを受けている為全く唾液が出なくなり、口の中はいつ
   も乾燥状態。

  ・口の中が乾燥状態なので、少し長く話をしていると舌がくっつく様な状態
   になり、ろれつが回らないのでそのような時には、水やお茶を飲んで口の
   中を湿らせないと上手く話が出来ません。

  ・2回目の照射は前回の抗がん剤点滴が終了してから間が1日半しかなく、宿
   酔、めまい、食欲不振、倦怠感が強く現れ、洗面や歯磨き等の作業もおっ
   くうになり、放射線治療に行く時以外はただベッドに横たわっている状態
   が続きました。

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第四章 抗がん剤による治療

①抗がん剤の点滴スケジュール
   1回目 2013年09月24日(火)~10月01日(火)
   2回目 2013年11月11日(月)~11月18日(月)
   3回目 2013年12月23日(月)~12月30日(月)
 
②カテーテルの挿入薬液の投与は胸の静脈から行う為、事前に麻酔科でカテー
  テルを挿入してもらいます。
  行く時には自分で行きましたが、帰りは看護師さんが車椅子で迎えに来て下
  さいました。
  カテーテルを挿入した後、レントゲン室に行き挿入部のレントゲン撮影をし
  てから病室に戻りました。

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カテーテルを挿入して           
③化学療法スケジュール
  薬剤師さんが病室に来られ、スケジュール表に沿って副作用やその対応策等
  について詳しく説明がありました。

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化学療法スケジュール表        

④使用する薬液
  ・1日目から5日目  5-FU注(抗がん剤)24時間/日・・・・・副作用が比
            較的軽い
  ・6日目から7日目  シスプラチン注(抗がん剤)24時間/日・・副作用が
            強い
  ・6日目から8日目  カイトリル注+テキサート注(吐き気止め)4時間/日
 
 5-FU注           シスプラチン注       カイトリル注+テキサート注
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 ヴィーンF輸液+硫酸Mg補正液  ポンプで点滴量を管理
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⑤使用する内服薬
   ・1日目から 5日目  ジプレキサ錠(吐き気止め)  1日1回服用
   ・6日目から 8日目  イメンドカプセル(吐き気止め)1日1回服用
   ・9日目から10日目  デカドロン錠(吐き気止め)  1日2回服用
 
イメンドカプセル        デカドロン錠
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⑥副作用
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   通常副作用は1回目より2回目、2回目より3回目と段階的に強くなって現れ
   るそうです。
   理由の一つとして白血球数が段階的に減少していくからだそうです。
 
   ・1回目の2日目までは何の副作用も感じませんでしたが、3日目の朝歯磨
    き中に激しく嘔吐。 昼食後、夕食後も激しい嘔吐に悩まされる。
   ・夜、薬剤師さんが来室し、嘔吐の状況を説明。
    吐き気止めの内服薬をノバミン錠からジプレキサ錠に変更する。
   ・食事は普通食から主食を粥食に変更。
   ・4日目から倦怠感が感じられるものの、吐き気から開放され一安心。
   ・7日目の朝洗面中に気が付いたのですが、口の動きがおかしい。
    看護師さんを呼んで説明をしようとしたが、唇が麻痺していて思うよう
    に話が出来ず、ろれつが回らない。若しかして脳梗塞では?
    看護師さんが直ぐに連絡を取りますと暫くして脳神経外科の先生が来室
    され、診察の結果脳梗塞ではなく、抗がん剤による神経麻痺と診断さ
    れ、夜には治まりました。
   ・2回目は多少吐き気はするものの嘔吐までは至りませんでしたが、1回目
    より倦怠感が強くなり食欲不振や手足のしびれ、めまい等の症状が強く
    なりました。
   ・3回目は放射線の治療を既に終了していた為か、2回目よりも副作用は軽
    く済みました。
⑦コンサート
    点滴期間中入院患者に少しでも癒しになればと、色々な催しが1階のロ
    ビーで開催されました。
 
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左が9月24日に開催された野村博子さん(ピアノ)と小林華子さん(アルトサックス)によるBGMコンサート。
 
右が11月11日に開催された岐阜ボーカルシンガーズによるさわやかコンサート。
 
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9月29日に開催されました岐阜大学病院コンサート。
 
コンサートマスターは、岐阜大学医学部病理学の原明教授指揮は下呂市立金山病院 須原貴志副医院長。
 
クラシック音楽の有名な局を色々と演奏して頂きました。
 
この他に12月24日には岐阜大学医学部室内合奏団によるクリスマスコンサートや、12月27日には岐北中学校合唱部の皆さんによる第115回さわやかコンサートが開催されました。

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第三章 入 院
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         岐阜大学医学部付属病院  URL http://hosp.gifu-u.ac.jp/
                           手前が外来診療棟 後方が病棟

2013年9月17日入院
  ・一階の入退院窓口で入院手続きを終え、案内された東病棟6階のナース
   ステーションに向かい看護師さんに病室へ案内される。
  ・病室に入り担当のN看護師さんの紹介と、入院中の主治医である担当の
   先生の名前の紹介や入院中の注意事項、食堂、シャワー室等の利用方
   法等について説明があり、その後病衣(パジャマ)に着替える。
  
  ・14:00から腎機能チェックの為24時間蓄尿を開始。
  ・14:30から教授回診があり、教授はなんと羽島病院でお世話になったM医
   師でした。
   後から分かった事ですが、M医師は岐阜大学病院の副医院長でもあり、
   耳鼻咽喉科の科長も兼ね、岐阜大学医学部付属病院の医師育成推進セ
   ンター長でもあります。
  ・22:30頃担当のT先生が病室にこられ、明後日(19日)19:00から治療計画
   について説明をしますと話があり、「入院診療計画票」を受け取りまし
   た。
 
2013年9月18日
  ・T医師から化学療法(抗がん剤治療)は静脈にカテーテルを挿入して薬液
   を投与するため、「中心静脈カテーテル留置」についての説明を受け、同
   意書にサインをする。
    
2013年9月19日
  ・午前中に麻酔科に行き右胸にカテーテルを挿入してもらう。
   担当医の話では私の静脈は太いのでスムーズに挿入する事が出来たと
   言っていました。 薬液が漏れないよう15cm程挿入したそうです。
  ・T先生が病室に来られ、予定より早く治療計画の説明をするとの事で、妻
   と案内された部屋に入るとM先生がお見えになり、今後の治療計画につ
   いて説明を受ける。
  ・私の上咽頭癌は血液検査の結果から判断するとEBウイルス(Epstein-Barr
    Virus)が原因と思われ病巣の大きさから3~4ヶ月前頃に発症したと推測さ
   れ、病期としてはT2N1M0(一般的な癌に置き換えるとStageⅡ)になり
   ますと説明されました。 
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※血液検査の結果、上図赤枠内のEBウィルス抗VCAの数値が基準値の160倍、抗EBNA値が80倍となって
 おり、明らかにEBウィルスが癌を発症させた原因と分かります。


  ・この種の癌は未分化型と云われ、癌の中でも悪性度が高く、活動が活発で
   進行が早く遠隔転移がしやすいので、入院を急いだとの事でした。
  ・治療計画は、
   第1週 化学療法  24時間連続7日間薬液注入
   第2週 放射線療法 1日1回2Gr 病巣部と頚部をそれぞれ照射(計4Gr)
        5日間
        第3週 放射線療法 1日1回2Gr 病巣部と頚部をそれぞれ照射(計4Gr)
       5日間
   第4週 放射線療法 1日1回2Gr 病巣部と頚部をそれぞれ照射(計4Gr)
       5日間 第5週 放射線療法 1日1回2Gr 病巣部と頚部をそれぞ
       れ照射(計4Gr) 5日間
   第6週 化学療法  24時間連続7日間薬液注入
   第7週 放射線療法 1日1回2Gr 病巣部を照射 5日間
   第8週 放射線療法 1日1回2Gr 病巣部を照射 5日間
   第9週 放射線療法 1日1回2Gr 病巣部を照射 5日間
   第10週 化学療法  24時間連続7日間薬液注入

  ・9月24日から治療を開始しますが、副作用が強い場合は中断する事も有り
   ます。
   長く辛い治療計画となりますが、頑張って下さいと励まされました。
 
2013年9月20日
  ・14:00から放射線部にて放射線治療についての説明を受ける。
  ・照射は20回と15回の2回に分けて行い、最初の20回は病巣部に40Gr、頚部
   に40Gr照射し、後の15回は病巣部のみ30Grの照射を行う。
  ・副作用として、宿酔、喉の痛み、味覚障害、口内乾燥、口内炎、照射部分
   の日焼け、皮膚炎等が症状として出てくる。と説明がありました。
 
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東6階スタッフステーション(ナースステーション)
病棟はエレベーターホールを中心に東西に分かれ、東6階は耳鼻咽喉科・頭頚部外科と歯科・口腔外科の病棟になります。
西6階は眼科の病棟になります。



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病室からは「ドクターヘリ」が飛び立つ所を見ることが出来ます。
病棟近くにヘリポートと格納庫があります。






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ダイニングルーム(食堂)から金華山が望めます。







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病棟東側の通路からは岐阜市の最高峰、百々ヶ峰(標高417.9m)が見えます。







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病棟東側には岐阜大学校舎や関連施設が立ち並んでいます。







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入院時当初は百々ヶ峰南付近から日の出を見ることが出来ました。








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