気まぐれkimokuの癌(上咽頭癌)闘病記

癌(上咽頭)との闘病後日常生活を取り戻し                                        趣味や近郊探訪、小旅行、スポーツ観戦、グルメ等、日々の出来事を気の向くまま記事を書いています。

2016年05月

 グリーンカーテン マンデビラ 


 23日(月)は岐阜市の日中の最高気温が33.3度と真夏日となり、各地でも今年の最高気温を記録しました。

これからの暑い季節に備えて昨日「グリーンカーテン」用に『マンデビラ』をプランターに植え込みました。


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リビングルームを夏の強い日差しから避けるよう、”省エネ”を兼ねてここ数年設置しています。

左が白色、右が真紅色です。 グリーンカーテンとして過去ゴーヤ、四角豆、時計草、ケープタウンブルーを植えた事が有りますが、今回は苗木屋さんのお勧めもあり、マンデビラを植えてみました。 暑さに強い植物だそうなので、日差しをどの程度遮るくらい繁るのか、どんな花が咲くのが今から楽しみです。

我が家の庭は猫の額程の小さな庭ですが、これから色々な花が楽しめます。

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ホタルブクロです。
釣鐘状に咲く赤紫色の花が特徴です。


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スイセンノウ(酔仙翁)です。
白い毛の生えた茎と、小さい真紅の花が魅力的です。


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シラン(紫蘭)です。
ランのの仲間です。
薄紫色の花が咲きます。


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ジャーマンアイリス。
アヤメ科の花で、別名ドイツアヤメとも呼ばれており、多くの品種があるそうです。
梅雨近くになると咲き始め、今が旬になります。


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ツツジが終わり、今は皐月が満開となっています。


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和室東側の日よけ用に植えてありますクレマチスです。
ネットの1/3程伸びてきました。
来月の中程には白い花がほのかな甘い香りを漂わせてくれる事でしょう。
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訪問日時:2016年5月18日(水) 14:00~15:00
場  所:〒501-4608 岐阜県郡上市大和町牧912-1
           TEL:0575-88-3244

 午前中に岐阜県関市の「モネの池」を訪問後、郡上市の「古今伝授の里フィールドミュージアム」の「ぼたん園」を観に出向きました。
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駐車場に車を止め、県道318号線を渡り栗巣川に架かる古今橋を渡ると広々とした芝生の「東氏館跡庭園」があります。

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真夏を思わせるような強い日差しでしたが、木陰に入りますとヒンヤリとして、心地よい風が吹きぬけます。

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粋な藁葺きの休憩所。中世の鎌倉時代にタイムスリップしたような感じになり、新緑の木々に囲まれて森林浴が満喫でき、贅沢な時間を過ごせます。

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石を平らに加工したベンチが粋です。

お目当ての「ぼたん園」に行きますと既に花期は終わっていました。
5月3日から15日まで”ぼたん祭り”が開催されていましたが、きっと花が咲き乱れていた事でしょう。

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ちょうどナンジャモンジャの木(ひとつばたご)が満開でした。

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庭園内の小高い所には「古今伝授の碑」がありました。

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駐車場に戻りフィールドミュージアム内の遊歩道を散策します。

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フィールドミュージアム内には
・和歌文学館
・篠脇山荘(研修館)
・東記念館
・短歌図書館大和文庫
・大和文化財収蔵展示館
が、静かな佇まいの中にあり、短歌を学ぶには適した環境です。

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左側が東氏記念館、右側が短歌図書館大和文庫になります。

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散策路は木々に囲まれ池があり、小鳥のさえずりがあちらこちらから聞こえ、マイナスイオンを身体一杯に受けて、時が立つのを忘れてしまいそうです。

施設内には”水の上のレストラン”と呼ばれている「ももちどり」があり、店の名前は「さまざまな鳥たちが集いさえずる」という古今伝授秘伝の鳥「百千鳥」に由来するそうです。 このレストランで一息入れる事にしました。

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室内から大きなガラス張りの窓から外を眺めますと、まるで絵画を観ているようで、島根県の足立美術館を思い起こさせてくれます。

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池の周囲の木々はカエデです。紅葉の頃にもう一度訪れてみたいと思います。
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訪問日時:2016年5月18日(水) 11:30~13:00
場  所:岐阜県関市板取白谷地区

 最近テレビのニュース番組で紹介されて以来、WebやSNS等で話題になっている岐阜県関市の『モネの池』に行ってきました。

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クロード・モネの絵には代表作に上記画像の『睡蓮の池と日本の橋』があり、睡蓮に関する数々の絵があります。

私も妻も絵画鑑賞には興味があり、今日は雲一つない晴天なので現地へ出掛けました。

現地は無人の村社・根道神社があり、その入り口横に話題の『モネの池』があります。

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この池は山から湧き出てくる水を利用して造られた池ですが、睡蓮がある事から「名もなき池」がいつしか「モネの池」と呼ばれるようになったそうです。

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水が綺麗で透明度が高く、底がはっきりと見え美しさを感じます。

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池には鯉が放たれており、泳ぐ姿が優雅です。

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鯉の中でもテレビで紹介されました頭付近に赤いハートマークのように見える鯉が女性に人気とかで、女性の方がデジカメやスマホで”爆撮り”していました。

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池の周りは見学者や写真撮影をされる方等で列をなしていました。

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黄色いコウホネが咲き始めていましたが、睡蓮の花は今月下旬頃から咲き始めるそうです。

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根道神社入口の鳥居です。 この鳥居の右側に「モネの池」があります。

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根道神社本殿です。右の画像は本殿から入口付近を見下ろすと右側に駐車場が見えます。

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平日でしたが今話題の地とあって、国道256号線沿いにあります「あじさい園」用の駐車場や神社横の駐車場は満車状態でしたので、空きが出来るまでしばらく待っていました。

今話題の地となっていますので、川崎市や京都ナンバーの車の他、滋賀、三重、名古屋ナンバーの車を結構見かけました。

根道神社の入口付近には案内看板がありません。 国道右側にあります喫茶店「風土や」さんを目印に行かれると良いと思います。

帰る途中道の駅「ラステンほらど」へ寄り、一休み。

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平日なのに気候が良い為か結構車が止まっていました。

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道の駅内の売店では地区限定のお土産(クッキー)が販売されていましたが、売り切れ中の札が貼られていました。
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『上咽頭癌』で2013年9月から4ヶ月間入院生活を続け、その間抗がん剤と放射線による併用治療を行いました。

治療のお陰で命拾いをして今日現在まで生きていますが、代償として副作用が現在も続いています。

私が治療で使用しました抗がん剤は「5-FU」と「シスプラチン」の2種類です。

そこでこの2種類の抗がん剤の副作用について少し調べてみました。

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【5-FU】です

5-FUは協和発酵工業の商品名で、フルオロウラシルと言う種類の代謝拮抗剤です。

適応する癌としましては、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん、肝臓がん、膵臓がん、卵巣がん、頭頚部がん、肺がん等に用いられます。

投与方法としては、急速静注と24時間以上かけてゆっくり投与する点滴静注があり、私の場合は点滴静注で行ないました。

一般的な副作用としては骨髄抑制が挙げられ、投与後は白血球数が急速に減少していきます。

個人差もありますが、様々な消化器障害、めまい、しびれ、倦怠感の他脱毛、色素沈着、発疹や発熱等があげられます。

点滴静注の場合は手のひらや足裏に皮疹や角化が起きたり、下痢、口や鼻等の粘膜刺激症状などがあり、私も酷い下痢症状と倦怠感を経験し、3回目の治療では無気力状態になった他、左足親指の爪が剥がれてしまいました。

これらの副作用は治療の回数を重ねる毎に強まっていき、副作用からの回復のため1週間から3週間休薬期間を置きますが、大半の患者さんは6ヶ月以上継続することは困難とされています。

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【シスプラチン】です。

プラチナ製剤の抗がん剤です。

適応するがんとしましては、肺がん、膀胱がん、前立腺がん、卵巣がん、食道がん、胃がん、子宮頸がん、悪性リンパ腫など、さまざまながんに、多くの場合は併用で使われます。

又、上咽頭がんのように切除不能な臓器がんの治療薬として用いられます。

この抗がん剤は、高い腫瘍収縮効果を持つものの、激しい副作用があるのが特徴です。もっとも深刻なものは腎不全などの腎臓機能の障害で、投与上の大きな問題とされています。

副作用のうち、90パーセント以上という高確率で見られるのが、吐き気や嘔吐です。

他の抗がん剤と比べ強く現れるため投与前には、制吐剤が使われています。

私も吐き気や嘔吐で悩まされました。

他には、一時的な脱毛が見られるほか、末梢神経障害や難聴などの副作用も特徴的です。

このような副作用については担当の薬剤師から治療前に詳しく説明されますが、治療が始まりますと徐々に実感するようになります。
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担当の薬剤師から投薬の種類とスケジュール、副作用について説明されます。
このスケジュールが間を空けて3回繰り返えされました。(3クール)

そして退院後3年目を迎えた現在も続く抗がん剤による副作用。
・左足親指の痺れ(末梢神経障害)
・右耳の難聴
・両足のふくらはぎから下部分の冷感。
・軽度のふらつき

この他にも放射線治療による副作用が現在も続いています。
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訪問日時:2016年5月13日(金)11:30~13:00
場  所:岐阜県加茂郡八百津町八百津1071
TEL 0574-43-2460

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昨年12月5日に封切られた、唐沢寿明主演の映画『杉原千畝』を観賞しました。

映画観賞後妻が興味を持ち、一度訪問してみたいと言っていましたが、季節的に寒い時期でしたので、今回訪問しました。

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記念館は八百津町の高台にあり、記念館の前は『人道の丘』があって、芝生広場になっています。

杉原千畝は1900年の1月1日に岐阜県加茂郡加茂郡八百津町で生まれました。

生誕地の八百津町には生誕100周年の2000年に杉原千畝記念館が建てられました。

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杉原千畝について日本外務省はその存在を長く閉ざしていました関係で、私の学生時代には教わった事がありませんでしたが、映画を観てその偉大な人物像に触れる事が出来ました。

杉原千畝は第2次世界大戦時にヨーロッパでナチスに迫害されるユダヤ難民に命のビザを発行した「日本のシンドラー」と呼ばれる外交官でした。

  彼はインテリジェンス・オフィサー(情報外交官)として1939年から40年にリトアニア国カウナス日本領事館副領事として赴任しました。この間に杉原千畝は、ヤン・ズバルデンテイク・オランダ名誉領事の協力のもと、ポーランドやドイツで迫害されてリトアニアに逃れ救いを求める多くのユダヤ人に対して「命のビザ」といわれる日本の通過ビザを杉原の判断で発給し多くのユダヤ人がシベリア鉄道を経由して日本に逃れており、その数6000名余と云われています。

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杉原千畝の偉業は世界で知られるようになり、八百津町全町上げて「世界記憶遺産」への登録を目指しています。

館内は撮影禁止となっていますので、詳しくはお伝え出来ませんが、当時なぜユダヤ人が迫害を受けるようになったのか、展示資料で詳しく説明されていました。
     自活三決の碑
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映画の中にもありましたが、当時杉原千畝は日本外務省にビザ発給の許可を何度も求めましたが、許可を得られなかった為、毎日苦悩していましたが、ハルピン学院でロシア語を学んだ時、学院創立者の後藤新平の教えを思い出し

・人のお世話にならぬように
・人のお世話をするように
・そして報いを求めないように

『自活三決』を思い起こし、ビザ発給を決断したと伝えられています。

PASSPORTを模した入館権&領収書

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記念館から少し離れたふれあい広場には命のビザ・モニュメントがあり、千畝が教えてくれた「人間愛」の心が響くように3種類の鐘があり、それぞれ異なった音色で世界に平和を呼びかけるよう奏でてみてはどうでしょう。

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記念館の横には日本庭園も造られており、ふれあい広場から八百津町を見下ろす事が出来ます。
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杉原千畝像と筆者です。

記念館や人道の丘周辺には記念植樹されたソメイヨシノやヒガンザクラ、ヤマザクラ等が多く植えられており、桜の季節にもう一度訪れてみたいと思っています。
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