2月1日に一般公開されました映画『七つの会議』を観賞して来ました。
この映画は、「半沢直樹」「下町ロケット」等、人気テレビドラマとなった池井戸潤原作の小説が映画化されたものです。
主演は狂言界の至宝とも言われ、俳優としも知られています野村萬斎、他に香川照之 及川光博、片岡夢之助、世良公則、橋爪功、北大路欣也等豪華な顔ぶれ。
ストーリーは中堅メーカーに勤める営業課の万年係長が、データー改ざんを解き明かす内容です。
香川照之が「半沢直樹」でも演じた迫力ある演技や、野村萬斎演じる万年係長の隠れた行動に惹かれ、銀幕に引き込まれてしまいました。
資源の殆ど持たない日本は『技術立国』として世界に君臨し、高度成長時代を支えてきましたが、近年は自動車メーカーや建築業界等データ改ざんや、リコール問題が多発しています。
私達が現役の頃には想像できなかった事が、現在では平然と行なわれています。
このような事が続きますと世界から信頼を失い、日本経済に大きな打撃となることに警鐘を鳴らしているような映画でした。